2019年08月21日

企業の裏戦略!?

スシローに続き、しゃぶしゃぶの「木曽路」が、
2日間の一斉休業を実施しました。

働き方改革の一環として、
従業員がゆっくりと休むことができるようにする、
というのが主旨です。

消費者もこうした動きには理解を示しています。

しかし、私は裏を読んでしまいます。

従業員が休みを取りやすくするためなら、
従業員を増やせば良いこと。

数が多ければ、働く環境としても改善されるはず。

ところが、お店の休業というカタチで、
待遇を改善しようとしています。

人材が集まらないという現実問題はありますが、
本当の理由は別にあります。

人件費の増大は、
経営面からみて非常に厳しいものなので、
たとえ休業分の損失が出たとしても、
そちらの方が得策なのです。

休業は1年に1回程度の一時的なもの。
継続的な人件費に比べれば、“小さな損失”なのです。

しかも、消費者からは
「従業員を大切にしている企業だ」
という印象を持たれます。

従業員の確保が難しくなっているという現況からすると、
休業も仕方のないことですが、
従業員が多く、休みが取りやすい環境なら、
人材も集まると思うのですが……。

posted by 佐藤きよあき at 14:17| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

見せ方次第で売れる!

少し前のことですが、
ローソンで販売された「悪魔のおにぎり」が、
120万個完売の大ヒットになりました。

南極越冬隊のまかない飯を再現したもので、
ご飯に、天かす、天つゆ、青海苔を混ぜたおにぎりです。

私も食べてみましたが、美味しいとは思うものの、
“悪魔の”というほどのインパクトもなければ、
やみつきになるようなものでもありませんでした。

好みの問題はあるでしょうが、
大ヒットとなったのは不思議です。

要因として考えられるのは、第一にネーミングです。

“悪魔の”という遊び心は、
従来にないおにぎりのネーミングです。

第二には、悪魔に扮したタヌキのビジュアル。
これもおにぎりとしては斬新です。

そして、南極越冬隊というバックボーン。
誰もが興味を持ちます。

お見事です。

さほどインパクトのない商品でも、
演出の仕方で大ヒットとなるのです。

posted by 佐藤きよあき at 09:05| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月07日

個人商店の「IT活用」!?

あるラーメン屋さんは、
券売機に行列ができることに悩んでいました。

お客さまが券売機の前で悩んでしまい、
ひとりひとりの注文が遅くなってしまうからです。

席が空いているのに座れない
という状況になっていました。

そこで導入したのが、スマホによる注文です。

まずは席についてから、スマホで注文してもらうのです。

これなら、お客さまはゆっくり選べる上に、
無駄な行列がなくなります。

しかも、焦る必要がないので、
トッピングなどの注文も増え、客単価が上がったのです。

さらに、スマホで決済できるようにしたことも、
来店促進に繋がっているようです。

個人商店における、
IT活用のお手本ではないでしょうか。

ただし、
私は人間味を失ってしまうような気がしますが……。

posted by 佐藤きよあき at 08:54| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月31日

「松阪牛」の超集客力。

「一番食べたいブランド牛は何ですか?」
というアンケートがありました。

松阪牛、神戸ビーフ、米沢牛など、
誰もが知っているブランド牛の中で、
もっとも支持されたのは松阪牛です。

全体の35%以上の人が食べたいと言っています。

次に入ったのは、米沢牛で10%程度。

他のブランド牛は、
2〜4%程度の低い支持となっています。

消費者の間では、
松阪牛が圧倒的な存在だということがわかります。

すなわち、ブランド力が高いのです。

ブランド力の高さは、集客力の高さとも言えます。

もし、あなたがステーキハウスや
しゃぶしゃぶ・すき焼きのお店を始めるのなら、
松阪牛を使うことをお奨めします。

消費者は、ブランドに弱いものです。

イメージに酔って、美味しいと判断してしまうものです。

もっとも肝心な集客の部分で、
苦労が少なくなるのですから、
松阪牛を使う方が得策です。

posted by 佐藤きよあき at 09:20| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

退社後のビジネスチャンス!

午後5時から開店する文具店があります。

女性店主のセンスで世界中から集めた文具を販売する、
セレクトショップ的なお店です。

見たことのない、
驚きやときめきを感じてもらいたいと言います。

夜のみの営業となっているのは、
店主が昼間の仕事を持っているためなのですが、
会社帰りに立ち寄れる文具店ということで、
逆に夜営業がウケているのです。

残業が減っているいま、
こうしたお店が増えてくるのかもしれませんね。

posted by 佐藤きよあき at 08:58| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

お客さまの嗜好を探れ!

北海道のある釜めし屋さんには、地元産の牛肉を使った、
「牛ハンバーグ釜めし」というメニューがあります。

釜めしと言えば、
海鮮・山菜・きのこ・鶏・カニなどが浮かび、
それが一般的で、イメージが固定化しています。

しかし、このお店は固定観念を捨て、
ハンバーグを釜めしに入れてみたのです。

決まりきったバリエーションしかない釜めしを
好まない人も結構いるので、
肉系の釜めしがあることは、
客層の広がりに繋がっているはずです。

家族やグループのみんなが、
それぞれ好みの味を選ぶことができるのは、
ファミレスぐらいしかありません。

釜めし屋さんで、幅広いメニューがあれば、
大勢で利用するお店の選択肢のひとつと
なっているのではないでしょうか。

posted by 佐藤きよあき at 11:09| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

「妄想」なら、何でもできる!

東京・高円寺にあるカレー屋さんは、
インドを放浪してカレー修行を積んできた人が、
満を持して開店させたという風情のお店です。

インドカレーをメインに、
タンドリーチキンやチャイを提供しています。

しかし、このお店のキャッチフレーズは、
「妄想インドカレー」。

つまり、本場のレシピに基づいた
本格的なカレーではないということ。

店主は、インドへ行ったことがなく、
ほぼ毎日変わるメニューは、
本場への思いを馳せながら作る、
想像上のメニューだと言います。

インドカレーをベースにしながらも、
完全な創作なのです。

「妄想」だとハッキリ伝える、
開き直った姿勢が面白いですよね。

そこが人気の理由なのかもしれません。

これなら、どんなアレンジも許されます。

新しいアプローチですね。

posted by 佐藤きよあき at 08:46| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

単なる思いつきを実行すると……。

京都・錦市場にあるお肉屋さんでは、
「チョコレートコロッケ」が、
1日1000個以上売れることがあります。

十数年前、何かお店の特徴になるものはないかと考え、
冗談半分でコロッケにチョコレートを入れてみたところ、
小中学生にバカウケしました。

そして現在、訪日外国人にウケて、
大人気となっています。

常識的な考え方に囚われず、冒険したことで、
大ヒットとなったのです。

posted by 佐藤きよあき at 09:25| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月26日

“こんなの見たことない!”が売れる!

「焼きいなり(寿司)」をご存知でしょうか。

白飯をはじめ、混ぜご飯や赤飯などを
製造販売する企業が作っている、いなり寿司です。

うす揚げを焼いてからご飯を詰めるという、
ちょっと変わった作り方をしています。

空弁として人気が出て、冷凍品の通販もしています。

また、テレビ番組で紹介されたことで、
さらに注目が集まっています。

いなりの中身は、「鶏ごぼう」「ちらし」「ホタテ」
「金時いも赤飯」「五穀米」の5種類。

どれもあまり見たことのないもので、
食欲をそそられます。

ただ、中身をアレンジするのは、珍しいことではなく、
どちらかというとありがちな発想です。

この商品が注目を集めるのは、
うす揚げを“焼く”ことにあります。

見ためは、いなり寿司を炙っているようにも見えます。

にぎり寿司やチャーシュー、スイーツなどでは、
表面を炙る演出&調理法はありますが、
いなり寿司では見たことがありません。

ここに、珍しさ・意外性があります。

“こんなの見たことない”と消費者が感じるものは、
興味の対象であり、新しい流行にも成り得るのです。

ならば、さまざまな料理を炙ってみてはどうでしょう。

炙りショートケーキ、炙り親子丼、炙りうどん……。

チャレンジする価値はあります。

posted by 佐藤きよあき at 08:50| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月19日

中高年の心を躍らせる!

東京西多摩に、土日は入場制限が掛かるほど
人気のある温泉施設があります。

ここが東京か、と驚くほどの山奥にあり、
ひなびた風情のあるレトロな温泉です。

「つるつる温泉」。

その名の通り、肌をつるつるにしてくれる
アルカリ性泉質で、「美肌の湯」として評判です。

奥多摩の玄関口ということもあり、
登山・ハイキング帰りのお客さまも多く立ち寄ります。

もちろん、この温泉目当てで電車とバスを乗り継ぎ、
やって来る人も多くいます。

最寄り駅からは、1時間に1本しかバスがなく、
不便な場所ですが、多くのファンが足を運びます。

また、このバスが、
“観光気分”を盛り上げてくれるのです。

「青春号」という名の機関車型バスなのです。

しかも、機関部と客車に分かれた、
けん引車を利用しています。

しっかりと機関車風情を醸し出しています。

この温泉に人が集まって来るのは、
場所や登山客が主たる要因となってはいるのですが、
私はこの温泉のキャッチフレーズが、
集客効果をさらに高めているのではないか
と考えています。

というより、確信しています。

このキャッチフレーズを見るだけで、
中高年以上の人は興味を持つはずです。

『生涯青春の湯』。

若い人が見れば、ダサいだけですが、
中高年以上なら、ジワジワと心に響いてきます。

お見事。素晴らしいフレーズです。

posted by 佐藤きよあき at 08:43| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする