2020年05月13日

百貨店が「カレー」で集客?

百貨店と言えば、何を思い浮かべるでしょうか。

古くは、屋上遊園地や特設ステージでの催し。

後に、美術展やバーゲンとなり、
いまでは物産展が百貨店の象徴のようになっています。

中元や歳暮を贈るお店、という方も多いかもしれません。

デパートと呼ばれていた初期の百貨店は、高級品を扱い、
その物珍しさだけでお客さまを集めていました。

しかし、新規開店の勢いが収まってくると、
徐々にお客さまは減り始めます。

そこで、阪急百貨店の創始者である小林一三氏は、
秘書に「大阪中のライスカレーを食べ、
一番美味しい店はどこかを調べてこい」と命じました。

数週間の後、秘書が一番美味しいと思うお店を
小林氏に報告したところ、
小林氏はそのお店を阪急百貨店の食堂に入れ、
しかも、そのお店の4割安い値段で売り出したのです。

大阪で一番のお店の味なので、当然のごとく
「阪急のカレーは安くてうまい」と評判になり、
お客さまが一気に押し寄せるようになったのです。

ライスカレーは、安く売る分赤字となりましたが、
百貨店全体の売り上げは大きく伸びたのです。

まさしく、「損して得取れ」。

さすが、数多くの事業を興した実業家の力は偉大です。

posted by 佐藤きよあき at 10:26| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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