2019年04月03日

“権威”に弱い消費者につけ込んで良いのか?

「カレーパン博覧会」という
食のイベントをご存知でしょうか。

全国のカレーパンを提供するお店が集まり、
「カレーパングランプリ」や
「ギネス挑戦」などを行います。

「カレーパングランプリ」は、来場者の投票で
美味しいカレーパンを決定しようとするものですが、
その裏に“権威ビジネス”の匂いがします。

「モンドセレクション」は、
出品したほとんどの商品が受賞することは、
あなたもご存知だと思いますが、
それと同じ匂いがするのです。

「カレーパングランプリ」の賞は、
地域と部門に分かれています。

まずは西日本と東日本があり、それぞれに
「揚げカレーパン部門」「焼きカレーパン部門」。

そして、地域に関係なく、
「チーズカレーパン部門」「キーマカレーパン部門」
「バラエティ部門」があります。

その部門ごとに、
最高金賞1点、金賞5〜10点が受賞しています。

バラエティ部門以外は、ほぼ10点選ばれています。

2018年のすべての賞を合わせると、
68点が金賞以上ということになります。

これだけの受賞があると、
本当に美味しいカレーパンがどれなのかは、
わかりません。

しかし、出品者はそれをわかっていて、
敢えて参加しているのではないでしょうか。

受賞の確率が高いことと、
受賞すれば、大きな集客力に繋がるからです。

「カレーパングランプリ 金賞受賞」。

このPOPを掲げるだけで、
そのカレーパンは人気急上昇します。

地元のお客さまは、
部門が多いことも金賞が数十点あることも
知らないのですから。

凄いことだと有り難がって、どんどん買ってくれます。

消費者は権威に弱いものです。

そこにつけ込むような、
こうしたイベントを放置しても良いのでしょうか。

posted by 佐藤きよあき at 10:14| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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