2019年06月26日

“こんなの見たことない!”が売れる!

「焼きいなり(寿司)」をご存知でしょうか。

白飯をはじめ、混ぜご飯や赤飯などを
製造販売する企業が作っている、いなり寿司です。

うす揚げを焼いてからご飯を詰めるという、
ちょっと変わった作り方をしています。

空弁として人気が出て、冷凍品の通販もしています。

また、テレビ番組で紹介されたことで、
さらに注目が集まっています。

いなりの中身は、「鶏ごぼう」「ちらし」「ホタテ」
「金時いも赤飯」「五穀米」の5種類。

どれもあまり見たことのないもので、
食欲をそそられます。

ただ、中身をアレンジするのは、珍しいことではなく、
どちらかというとありがちな発想です。

この商品が注目を集めるのは、
うす揚げを“焼く”ことにあります。

見ためは、いなり寿司を炙っているようにも見えます。

にぎり寿司やチャーシュー、スイーツなどでは、
表面を炙る演出&調理法はありますが、
いなり寿司では見たことがありません。

ここに、珍しさ・意外性があります。

“こんなの見たことない”と消費者が感じるものは、
興味の対象であり、新しい流行にも成り得るのです。

ならば、さまざまな料理を炙ってみてはどうでしょう。

炙りショートケーキ、炙り親子丼、炙りうどん……。

チャレンジする価値はあります。

posted by 佐藤きよあき at 08:50| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月19日

中高年の心を躍らせる!

東京西多摩に、土日は入場制限が掛かるほど
人気のある温泉施設があります。

ここが東京か、と驚くほどの山奥にあり、
ひなびた風情のあるレトロな温泉です。

「つるつる温泉」。

その名の通り、肌をつるつるにしてくれる
アルカリ性泉質で、「美肌の湯」として評判です。

奥多摩の玄関口ということもあり、
登山・ハイキング帰りのお客さまも多く立ち寄ります。

もちろん、この温泉目当てで電車とバスを乗り継ぎ、
やって来る人も多くいます。

最寄り駅からは、1時間に1本しかバスがなく、
不便な場所ですが、多くのファンが足を運びます。

また、このバスが、
“観光気分”を盛り上げてくれるのです。

「青春号」という名の機関車型バスなのです。

しかも、機関部と客車に分かれた、
けん引車を利用しています。

しっかりと機関車風情を醸し出しています。

この温泉に人が集まって来るのは、
場所や登山客が主たる要因となってはいるのですが、
私はこの温泉のキャッチフレーズが、
集客効果をさらに高めているのではないか
と考えています。

というより、確信しています。

このキャッチフレーズを見るだけで、
中高年以上の人は興味を持つはずです。

『生涯青春の湯』。

若い人が見れば、ダサいだけですが、
中高年以上なら、ジワジワと心に響いてきます。

お見事。素晴らしいフレーズです。

posted by 佐藤きよあき at 08:43| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月12日

客層を知れば、売るべきものがわかる!

京阪電車京橋駅のホーム売店では、
フランクフルトがよく売れています。

京橋駅と言えばフランクフルト、と言われるほど、
昔から人気のある商品です。

昼間は学生たちによく売れるのですが、
夕方6時半頃からは、別の客層が集中します。

会社帰りのおじさんたちが、
缶ビール・缶チューハイと一緒に、
フランクフルトを買い求めるのです。

売店周辺で、“ひとり宴会”が始まるのです。

あまり上品な光景ではありませんが、
サラリーマンの悲哀を感じさせます。

駅の売店でフランクフルトを売るという、
ユニークな発想が、
極めて珍しい市場を生み出したのです。

posted by 佐藤きよあき at 08:45| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする