2019年07月17日

お客さまの嗜好を探れ!

北海道のある釜めし屋さんには、地元産の牛肉を使った、
「牛ハンバーグ釜めし」というメニューがあります。

釜めしと言えば、
海鮮・山菜・きのこ・鶏・カニなどが浮かび、
それが一般的で、イメージが固定化しています。

しかし、このお店は固定観念を捨て、
ハンバーグを釜めしに入れてみたのです。

決まりきったバリエーションしかない釜めしを
好まない人も結構いるので、
肉系の釜めしがあることは、
客層の広がりに繋がっているはずです。

家族やグループのみんなが、
それぞれ好みの味を選ぶことができるのは、
ファミレスぐらいしかありません。

釜めし屋さんで、幅広いメニューがあれば、
大勢で利用するお店の選択肢のひとつと
なっているのではないでしょうか。

posted by 佐藤きよあき at 11:09| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

「妄想」なら、何でもできる!

東京・高円寺にあるカレー屋さんは、
インドを放浪してカレー修行を積んできた人が、
満を持して開店させたという風情のお店です。

インドカレーをメインに、
タンドリーチキンやチャイを提供しています。

しかし、このお店のキャッチフレーズは、
「妄想インドカレー」。

つまり、本場のレシピに基づいた
本格的なカレーではないということ。

店主は、インドへ行ったことがなく、
ほぼ毎日変わるメニューは、
本場への思いを馳せながら作る、
想像上のメニューだと言います。

インドカレーをベースにしながらも、
完全な創作なのです。

「妄想」だとハッキリ伝える、
開き直った姿勢が面白いですよね。

そこが人気の理由なのかもしれません。

これなら、どんなアレンジも許されます。

新しいアプローチですね。

posted by 佐藤きよあき at 08:46| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

単なる思いつきを実行すると……。

京都・錦市場にあるお肉屋さんでは、
「チョコレートコロッケ」が、
1日1000個以上売れることがあります。

十数年前、何かお店の特徴になるものはないかと考え、
冗談半分でコロッケにチョコレートを入れてみたところ、
小中学生にバカウケしました。

そして現在、訪日外国人にウケて、
大人気となっています。

常識的な考え方に囚われず、冒険したことで、
大ヒットとなったのです。

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2019年06月26日

“こんなの見たことない!”が売れる!

「焼きいなり(寿司)」をご存知でしょうか。

白飯をはじめ、混ぜご飯や赤飯などを
製造販売する企業が作っている、いなり寿司です。

うす揚げを焼いてからご飯を詰めるという、
ちょっと変わった作り方をしています。

空弁として人気が出て、冷凍品の通販もしています。

また、テレビ番組で紹介されたことで、
さらに注目が集まっています。

いなりの中身は、「鶏ごぼう」「ちらし」「ホタテ」
「金時いも赤飯」「五穀米」の5種類。

どれもあまり見たことのないもので、
食欲をそそられます。

ただ、中身をアレンジするのは、珍しいことではなく、
どちらかというとありがちな発想です。

この商品が注目を集めるのは、
うす揚げを“焼く”ことにあります。

見ためは、いなり寿司を炙っているようにも見えます。

にぎり寿司やチャーシュー、スイーツなどでは、
表面を炙る演出&調理法はありますが、
いなり寿司では見たことがありません。

ここに、珍しさ・意外性があります。

“こんなの見たことない”と消費者が感じるものは、
興味の対象であり、新しい流行にも成り得るのです。

ならば、さまざまな料理を炙ってみてはどうでしょう。

炙りショートケーキ、炙り親子丼、炙りうどん……。

チャレンジする価値はあります。

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2019年06月19日

中高年の心を躍らせる!

東京西多摩に、土日は入場制限が掛かるほど
人気のある温泉施設があります。

ここが東京か、と驚くほどの山奥にあり、
ひなびた風情のあるレトロな温泉です。

「つるつる温泉」。

その名の通り、肌をつるつるにしてくれる
アルカリ性泉質で、「美肌の湯」として評判です。

奥多摩の玄関口ということもあり、
登山・ハイキング帰りのお客さまも多く立ち寄ります。

もちろん、この温泉目当てで電車とバスを乗り継ぎ、
やって来る人も多くいます。

最寄り駅からは、1時間に1本しかバスがなく、
不便な場所ですが、多くのファンが足を運びます。

また、このバスが、
“観光気分”を盛り上げてくれるのです。

「青春号」という名の機関車型バスなのです。

しかも、機関部と客車に分かれた、
けん引車を利用しています。

しっかりと機関車風情を醸し出しています。

この温泉に人が集まって来るのは、
場所や登山客が主たる要因となってはいるのですが、
私はこの温泉のキャッチフレーズが、
集客効果をさらに高めているのではないか
と考えています。

というより、確信しています。

このキャッチフレーズを見るだけで、
中高年以上の人は興味を持つはずです。

『生涯青春の湯』。

若い人が見れば、ダサいだけですが、
中高年以上なら、ジワジワと心に響いてきます。

お見事。素晴らしいフレーズです。

posted by 佐藤きよあき at 08:43| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月12日

客層を知れば、売るべきものがわかる!

京阪電車京橋駅のホーム売店では、
フランクフルトがよく売れています。

京橋駅と言えばフランクフルト、と言われるほど、
昔から人気のある商品です。

昼間は学生たちによく売れるのですが、
夕方6時半頃からは、別の客層が集中します。

会社帰りのおじさんたちが、
缶ビール・缶チューハイと一緒に、
フランクフルトを買い求めるのです。

売店周辺で、“ひとり宴会”が始まるのです。

あまり上品な光景ではありませんが、
サラリーマンの悲哀を感じさせます。

駅の売店でフランクフルトを売るという、
ユニークな発想が、
極めて珍しい市場を生み出したのです。

posted by 佐藤きよあき at 08:45| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月05日

飲み屋さんが観光資源となる!?

スペイン・バスク地方の街「サンセバスチャン」を
ご存知でしょうか。

景色の美しい海沿いの街として、観光地となっています。

特に夏には多くの人びとが押し寄せ、
非常に賑わっています。

しかし、この地は別のことで、
“超”がつくほど有名になっています。

『バル巡りの聖地』とも言われるほど、
バル(酒場)が多いことで知られています。

このバルを目当てに人びとが集まって来るのです。

立ち飲みが多いので、気軽に入ることができ、
ワインなどを飲みながら、タパス・ピンチョスと呼ばれる、
安い料理を1つ2つだけ頼み、会話を楽しむのです。

それが終わると、次のお店に行き、
また同じように飲み食いします。

つまり、何軒もハシゴをするのです。

これがひとつの文化となって、この地方に定着し、
世界中から人びとが集まるほど、
人気の場所となったのです。

飲み屋さん巡りが観光資源となっている地方は、
珍しいのではないでしょうか。

それだけ「食」には、
人びとを惹きつける魅力があるのです。

これなら、観光資源がないと嘆いている地方でも、
創り出すことはできるはずです。

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2019年05月29日

店頭で別の商売を!

ある居酒屋さんでは、
アイドルタイムの収益アップのために、
店頭で「チーズハットグ(チーズドッグ)」の
販売を始めました。

これが、まったく違う客層である女子高生に受け、
暇な時間がなくなり、売り上げもアップしました。

昼と夜の間なので、
おやつ感覚のハットグが売れやすかったのです。

また、インスタ映えする商品を扱ったことが、
成功に繋がっています。

飲食店のアイドルタイムは、
店頭でのテイクアウト商品の販売が
適しているのではないでしょうか。

posted by 佐藤きよあき at 14:05| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月22日

高齢者への配慮が不可欠!

以前、吉野家が
高齢者向け牛丼の試験販売をしていました。

ご飯を柔らかくして、
牛肉と玉ねぎを細かくしたものです。

ご飯は、お粥も用意されています。

どれだけ高齢になっても、普通の食事をしたいものです。
食べたいものもあります。

食べにくくなったからといって、諦めてしまうと、
生きる活力が失われます。

普通に食べることが、精神的にも肉体的にも、
良い効果をもたらします。

実に素晴らしい取り組みです。

試験販売の結果は不明ですが、
他の飲食店でもやってもらいたいですね。

posted by 佐藤きよあき at 08:52| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

お酒を出さない、おでん屋台。

北九州市小倉には、珍しいおでん屋台があります。

おでんがメインですが、
お酒類を一切置いていないのです。

あるのは、おにぎりとおはぎ、お茶のみ。

他の屋台とは、客層がまったく違うのです。

子ども連れの家族で賑わっているのです。

お酒を飲まない人だって、子どもたちだって、
なにやら楽しそうな屋台を体験してみたいですからね。

大胆な発想の商売ですが、着眼点がお見事です。

posted by 佐藤きよあき at 08:41| Comment(0) | 気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする